移住者からのメッセージ

よそ者の視点と行動力を、街の力に!

   

2017年8月11日:更新

移住者からのメッセージ

プロフィール

   アーティスト・山本耕一郎さん

『なんか楽しそう』をつくりだす八戸市の市民集団「まちぐみ」の組長ことアーティスト・山本耕一郎さん。
国内ばかりか世界を舞台に活躍してきた山本さんが、八戸市を拠点に選んだ理由とは?

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2011年、八戸市に開設した、ポータルミュージアム「はっち」の開館記念プロジェクトで八戸市に通ううちに・・・。

ミュージアムの開館を記念して行なわれた『八戸のうわさプロジェクト』。商店街の店にまつわる様々な「うわさ話」を、吹き出し型の黄色いプレートに印刷して店頭に貼り出すプロジェクトを手がけていたのがアーティスト・山本さんだ。
「プロジェクトに際して、商店街の店に一軒ずつ取材していたんです。そのとき、八戸のみなさんのあたたかい人柄を感じました。そしてある日、街を歩いていたら見知らぬ女性が「おかえり?」って言ってくれて...。なんだかふるさとみたいだなぁって。そこで思い切って拠点を移してしまおうかと」。
いつも気軽に声をかけ、そして応援してくれる八戸の人たち。そんな人柄が気に入って移住し、早くも5年目になる。

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住みはじめて気がついた。八戸の「暮らしやすさ」。

「八戸の冬は、雪は少ないけど風が強い。でも僕は暑いのが苦手で寒いのは平気だから暮らしやすい。家の構造があたたかで、移動するのも車が多いので気にならないですね。車社会ですけど、渋滞も満員電車もない、天国、夢のようだと思いました。八戸は、人同士が争わない、みんな気遣っている。ですが穏やかな人柄ゆえでしょうか、なかなか本音で話さないという面もあります。仕事は贅沢いわなければたくさんあります。そもそも生活費が安いので、移住して賃金が下がっても困らない。おいしい食べ物も家賃も安いと感じています。子育てもしやすいはずです。子供が参加するイベントも多いし自然も豊かなので、大都市より間違いなく好環境ですよ」。

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「よそ者」の視点を活かして、街の課題を解決する。

「5年も住んでいると、もうこっちが自分のふるさとになりつつあります。面白味も出てくると同時に、課題も見え始めてきました。課題は、若い人たちが少ないこと。若い人たちが活躍できる機会も少ないこと。若者がいないと街は活性化していかない。なかには感性の若いシニアもいるので、そんな人と若者とがタッグを組んでお互いに尊重し合えればいいですね」。
『こんにちは、組長♪』『くみちょ、元気ぃ?』、山本さんが主宰する『まちぐみ』には、高校生からシニアまで、いろんな世代、いろんな立場の市民が集まってくる。今、みんなで手掛けているのは、この地域に古くから伝わる伝統工芸『南部菱刺し』。いわゆる刺し子の一種だ。この『南部菱刺し』で、ポータルミュージアムはっちの椅子を彩ってしまおう!という企てのもと、老若男女のまちぐみ組員が集い、思い思いに作業を楽しんでいる。
「この南部菱刺しみたいに、若い人も年寄りも参加できることが増えていけば良いですね。昔からあるものを拾い上げて、新しいカタチでアウトプットする。見せ方を変えるだけで新しくなっていくでしょう。すると、若い人たちも興味を持って参加してくれるんです。これは、僕が『よそ者』だからこそ気がつくことなのかもしれません」。

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地元の人にも、外の世界の人にも、「面白そうな街」と思ってもらいたい。

「八戸には移住者がけっこう多いんです。写真家や革細工をしている人、農業をしている人等、いろんな 面白いことをしている人が増えているように思います。八戸で生まれて、一度都会に出て、外の世界を経験して八戸の良さに気がついて帰ってくる人が頑張っていますね。僕は出て行く前の人、子どもたちにも『八戸って面白い』と気付いて欲しい。そのためのお手伝いができればと思っているんです」。
山本さんたちの活動をFacebookなどで見て興味を持ち、友人を介して移住の問合せをする人もいるとか。そんな人たちの受け入れ環境を整えるべく、地元の中学校を巻き込んで子どもたちと空き家の調査を行なったり、移住したい人が大工経験のあるお年寄りと一緒に「空き家のリフォーム」を行なったりと、移住者も地元の人たちも巻き込んでの取り組みを始めた。
「『お試し移住』みたいに、遊びに来て、地元の人と交流して、仲の良い友人ができればハードルが低くなると思うんです。興味があるのならば、一度こちらに来て、交流するのが良いですね。僕もできるだけそんな方々のお手伝いがしたいと思います」。







  
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