メッセージ

妻の故郷で異業種へ転身。働きがいを感じながら暮らしを楽しむ

   

2019年1月31日:更新

移住者からのメッセージ

プロフィール

   

竹中 幸二郎さん/1991年東京都出身。神奈川県内の大学を卒業後、横浜市の障害者施設で働き、十和田市出身の奥さんと知り
         合い結婚。2016年に家族とともに奥さんの実家へIターン。建設業という異業種へチャレンジしながら、家
         族と暮らしを楽しんでいる。


保育士志望から福祉の仕事へ


十和田市は建設業で経済が成り立っているといっても過言ではありません。その環境に福祉の仕事から一転して建設業に飛び込んだ竹中幸二郎さん(28)。しかも首都圏から友人・知人のいない異郷の地への移住でした。

東京都で生まれ、高校卒業後は神奈川県の福祉系の大学へ進んだ竹中さん。子供が好きだったことから保育士を目指します。

「実はお笑い芸人になりたいと思っていたんですが、親から反対され、もうひとつの目標だった保育士を選択したんです」と笑いながら話す竹中さん。

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大学卒業後、保育士と幼稚園教論の資格を取得したものの、社会福祉主事の資格もあることから、障害を持っている人のために働きたいという思いが強くなり、横浜市にある通所の障害者施設で働くことになります。それも、自閉症だったり、言葉を話せなかったり、重度心身障害者の子どもばかり。

「言葉も通じず、自分を表現できない利用者さんとようやく人間関係が築け、ご飯を食べてくれた時は本当に嬉しいものでした」



不安を抱えて決心した十和田市への移住


働き出して、1年目の時、同市で行った障害施設で働く人や保育士、介護士の新人研修があり、そこで知り合ったのが十和田市出身の奥さんでした。


2014年に結婚したのですが、奥さんの実家は十和田市内で保育園を経営していることから、奥さんは後を継がなくてはなりません。3年間働いていた障害者施設を辞め、夫婦で移住して来たのは2016年4月のことでした。


「結婚した時、二人で話し合って十和田市へ移住することは決めていました」


それまで竹中さんの青森県に対するイメージは、りんごと吉幾三、雪、寒いということしか思い浮かばなかったそうです。

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就職先は移住するその年の1月に、十和田市内にある上北建設(株)に決まりましたが、移住するにあたって、果たして家族3人で暮らしていけるだろうかといった不安が日に日に募るばかり。福祉の仕事から竹中さんにとって未知の建設業界へ。それも全く経験のない営業でした。


「調べていたら建設業が盛んな土地だということが分かり、だったら心機一転、地域のためになる仕事をしてみようと思ったんです。営業は前から興味がありましたが、知らない土地でできるかどうか挑戦でもありました」



仕事での喜びや働き甲斐


いざ働いてみると大きな壁に行き当たります。それは方言が分からないことでした。特に年配者の場合、口調が早く語尾が聞き取るのが難しいこと。会社内でも時には何に対して怒られているのか、未だに分からないことがあると悩みを打ち明けます。


「分かる人に通訳してもらったりしてます。まだ移り住んで2年ですから、暮らしているうちに分かっていくと思います」


会社自体は公共事業が主で、その元請けとなります。このほかにも「玄関を修繕して欲しい」「壁を直して欲しい」などといった小さな物件も手掛けています。お客さんから依頼があり、すぐに対応するととても喜ばれ、それが励みになり、また、人と関わりができて次の仕事につながったりすることに働き甲斐を覚えるそうです。


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「今は土木のこと、建築のことなどを勉強しているところです。この業界を見て思うのですが、中には工期も厳しい工事があります。しかし発注者や関係機関と密にかかわり、より良いものを作ろうと仕事をしている業者が多い。私も早く地域のためにインフラ整備などの仕事に関わっていきたいと思っています」



暮らすうちに芽生えてきた地域愛


移住当初は友人・知人は全くいませんでしたが、会社にも馴染み、先輩や後輩との付き合いで孤独感はないといいます。また、都会生活に比べ収入は減ったものの、家族と一緒に過ごす時間が増え、日々の暮らしにも時間的ゆとりを感じています。


「生活を楽しんでいます。これだけ良い素材があるのに、それを誇りに感じていない地元の人が多いんですね」


食材にしても、地元産のナガイモやニンニク、ゴボウなどの野菜類の質は高いし、魚介類であればイカやナマコ、ホヤなどもおいしく、まして貝殻付きのホタテがスーパーに並んでいるなんて、都会では味わえないと竹中さん。「ニンニクだって田子町に負けていない」と思えるようになり、地域愛も芽生えてきたといいます。「ホヤも大好きですが、特にビールに生のナガイモの千切りは最高」と顔をほころばせます。


十和田市は祭りや伝統芸能が盛んで、同市の建設協会でも神輿を出すのですが、各会社から人を出し合って神輿を担ぐのです。会社で祭りに参加するという概念がなかった竹中さんにとって、驚いたことのひとつでした。


暮らしで不便さを感じていることは、移動手段が限られていることです。バスの便が少なく、近くに電車も走っていないため、夜飲んでも帰る手段がタクシーや代行になってしまいます。ほとんどが車移動になるため維持費もかかり、何よりも増して怖いのが、冬道の運転です。これまで2度ぶつけたりぶつけられたりしたそうです。「冬場の急ブレーキは禁物だという意味が分かりました」


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現在、1男1女の4人家族の竹中さん。奥さんの実家では畑もあり、初めて経験する畑仕事の手伝いも、楽しんでいるそうです。


「休日ともなれば子どもたちと遊んでいます。大きくなったら釣りに行きたいし、スキーやスノーボードも教えたい。それにこれだけ自然環境に恵まれているので、大自然を前にバーベキューも楽しみたい。近くには広い公園もあるので子どもを育てるには最高の環境ですよ」と竹中さんの想いは広がっています。



【イベント情報】

縁もゆかりもない土地で、しかも異業種に飛び込んで、生活を楽しむ竹中さんのお話を聞いてみよう!
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平成31年2月16日(土)13:30~16:40
移住・交流情報ガーデン(東京都中央区京橋1-1-6 越前屋ビル1階)
詳細はこちら! http://www.aomori-life.jp/event/ijyuevent/detail.php?id=959

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