移住者メッセージ

自然の恵みに感謝しながら暮らす毎日です

   

2017年10月10日:更新

移住者メッセージ

プロフィール

   
黄金崎農場 小川源太・亜生さんご夫妻(弘前市在住)
家族構成:源太さん、亜生さん(埼玉県幸手町出身)、長女、長男、次女の5人家族

自分がやりたい農業を求めて青森県へ移住

北海道札幌市出身の源太さんは、弘前大学への進学を機に青森県へ移り住みました。
大学を卒業後、地元北海道にUターンし、じゃがいも農家で従業員として働くようになり
そこで後に奥様となる亜生さんとも出会います。

約3年じゃがいも農家で働いた後、再び青森県へ戻り農業に従事することを決めた源太さん。
「気候に恵まれている青森県に可能性を感じたこと、自分がやりたい農業がここ青森にあったことが決め手となりました。」

現在は、農作物の生産のみならず、販売方法の工夫や販売先との交渉なども行う農業法人の黄金崎農場で
取締役を務めている源太さん。
「今は仕事を思いっきりやれていて、大変だけどとても楽しいです。」

農作業.JPG

地元の友人たちを招いた青森での結婚式

夫婦ともに農家の家系ではないという小川さんご夫妻。
ゆかりのない地で農業をはじめることに対し、はじめはご家族も積極的に賛成してくれる雰囲気ではなかったそう。
移住後結婚された二人は、家族や友人に自分たちの青森での暮らしを見てもらいたい、青森の魅力を知ってもらおうと
当時亜生さんが働いていた「森の中の果樹園」敷地内で結婚式をあげることを決めます。

式当日は岩木山を背景に、青空のもと大型トラクターに乗って二人が入場するという演出でスタート!
料理も弘前市内のシェフに依頼し、参加者に喜んでもらえるよう県産食材にこだわった食をふるまったという。
「県外から参列した家族や友人から、今まで一番素敵な式だった!また青森に来たい!と言ってもらえた
ことが嬉しかったですね!」と源太さん。

弘前で二人の新たな生活がスタートしました。

ウィンタースポーツや温泉、青森ならではの暮らしを満喫

「雪は大変じゃない?とよく県外の友人などに言われますが、もともと冬のスポーツが好きなので、
パウダースノーの八甲田などは最高ですね。冬も満喫しています。」と笑う亜生さん。
「雪が降るからこそ春が潤うという自然の循環というか。雪深い冬を越えるからこそ春の恵みを感じられる四季のある生活は素敵だなと感じています。」と北国ならではの冬の寒さも含めた四季それぞれの暮らしを楽しんでいる模様。

また、実は温泉地数が全国5位と、県内各地で温泉が充実しているのが青森県。
温泉が趣味の源太さんも、秘湯から気軽に行ける銭湯まで満喫する日々だそう。

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地域の方々に助けられながら3人の子育てに奮闘する毎日

「田舎すぎず、街中に行けば何でも物は揃う。子育てするにはとてもいい環境だと思います。
地域の方に助けてもらいながら子育てしていて、農繁期には保育園の参観日に近所の方に代わりに参加してもらうこともあるんです。」
と話す亜生さん。「今年6月に3人目を出産したのち、近所の畑を借りて野菜栽培を再開したんです。自然の中で、自分たちが作った野菜を食べさせながら、伸び伸び育ってほしいと思います。」と子育てへの思いも話してくれました。

近所の畑仕事.JPG

子どもたちは青森が故郷

源太さん「仕事は大変だけど、とても楽しいです。私たちみたいに農家の出身じゃない若者も農家になれるような環境づくりができたらいいなと思っています。私たち夫婦は県外出身ですが、子どもたちは青森生まれで、ここ青森が故郷です。
地方では都会に出ていく若者も多いのが現状ですが、地元への誇りをもって暮らし続けられるよう、地元で働ける雇用を生むことも大事だと感じています。」
亜生さん「青森の自然の恵みを県内外の人におすそ分けしたいです。いつかみんなが休めるようなカフェを開いて、自分たちが作った野菜を出せたらいいですね。」

姉妹.JPG

自然の恵みに感謝しながら、青森の未来をつくるためご夫妻の奮闘の日々は続きます。





  
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