移住者メッセージ

ラフタークレーンに憧れ、未経験の建設業界へ! 元気のもとは、家族と楽しむ食と温泉巡り

   

2022年4月 7日:更新

移住者メッセージ

プロフィール

   

新山翔子(にいやま しょうこ)さん/十和田市生まれ・在住。関東で製造業などに従事した後、Uターン。県内のいくつかの企業に勤務した後、2015年、共栄産業株式会社に入社。県内では数少ない女性クレーンオペレーターとして活躍するかたわら、プライベートでは2児の母として奮闘中。休みの日は、家族で料理や温泉巡りを楽しんでいる。「あおもり女性建設技術者ネットワーク会議」幹事。

かつては、「男の世界」だった建設業界。しかし、近年はそうした固定観念は変わりつつあり、「女性が輝く建設業」の推進に力を入れている青森県内では、さまざまな現場で女性たちが活躍しています。新山翔子さんも、そんな建設女子の一人。Uターン後、たまたま出会ったラフタークレーンのかっこよさに一目ぼれ。女性クレーンオペレーターとして活躍しながら、オンもオフも充実した日々を送っています。



関東や仙台での暮らし。人生の大きな転機を経て帰郷  

 高校卒業後は、関東エリアにある重機部品を製造する工場などで働いていた新山翔子さん。しかし、昼夜のシフト勤務で体調を崩してしまい、22歳の時にUターン。その後、結婚し、24歳の時に長女を出産しました。後に宮城県仙台市に移り住みましたが、東日本大震災直後ということもあり街は混乱。震災の爪痕が生々しく、さらに知り合いのいない土地での子育ては不安が多かったといいます。そして、離婚。新山さんは、再び青森に戻り、シングルマザーとして娘を育てながら県内各地でいくつかの仕事を体験しました。

「当時は時給制で賃金が安かったので、生活費を稼ぐために残業は必須。でも、そうなると保育園へのお迎えが遅くなり、娘と過ごす時間が少ないのが悩みでした。母親としてもっと娘と関わる時間を持ちたい。そんな思いから、転職を考えるようになりました」。



ラクタークレーンに一目ぼれ! 
免許を取得し未経験から建設業界へとチャレンジ

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 そんなある日のこと。新山さんの人生を大きく変える出会いが訪れます。「当時、勤務していた会社にラフタークレーンがとまっているのを見て一目ぼれしたんです」。

 ラフタークレーンは「走るクレーン」とも呼ばれ、公道を走行できるクレーン。「もともと、スポーツカーなどメカニカルなものが好きだったこともあり、私もクレーンを操作してみたいと思いました。また、クレーンオペレーターなら、規則的な勤務時間で安定した収入が得られるので、将来設計が立てやすくなるのではないかと考えたんです」。

 新山さんは、持ち前の行動力を発揮し、すぐに岩手県のドライビングスクールで移動式クレーン運転士の免許を取得。その後、十和田市内にあるクレーンを扱う企業に片っ端からアプローチしたといいます。しかし、結果はすべて不採用。そこで、まずは土木現場で経験を積んでからクレーンに乗ろうと、土木会社の面接に行きました。その途中で、偶然道路ですれ違ったのが、共栄産業のラフタークレーンだったといいます。

「あ、この会社もラフタークレーンを持っているんだ!と、知り、すぐに電話して面接を受けに行ったんです。未経験者でさらに子育て中であることを話すと、社長は『そんなことは問題ではない。私としては、やる気のある若い人に建設業界でどんどん活躍してほしいし、これからはそういう時代だよ』と、おっしゃってくださいました。その言葉がとてもうれしかったし、時代や建設業界の先を見据えた社長の先見性にも惹かれました」。
 そして、
2015年、新山さんは念願のクレーンオペレーターとして入社しました。



子育てをバックアップしてくれる会社のおかげで、仕事と家庭を両立

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 現在の新山さんの仕事は、本社敷地内ヤードでの作業が中心。クローラークレーンを操作し、トラックへの荷物の積み込みや荷下ろしを行っています。子育て中の新山さんの働きやすさを考慮し、移動に時間のかかる遠方の現場勤務を避けるなど、会社全体で子育てをバックアップしてくれる体制があるといいます。

 そのほか、新山さんは、溶接技術を使った部材の補修などの鍛冶仕事や、後輩たちの指導も担当しています。「未経験の後輩たちが新しい技術を身につけ、現場で活躍する姿を見るとうれしい」と、語ります。地元の子どもたちに建設業への理解を深めてもらうために、十和田市内の小学校で出前授業を行うなど、建設業の魅力発信にも努めています。

「この仕事を志した時、世間から求められる人材になりたい、仕事を通じて誰かの役に立ちたいと思っていたので、今、その夢に近づけていることが何よりの喜びです」。



マイホームを新築し、家族で温泉巡りや料理を楽しむ毎日

 新山さんは、入社3年目で職場の同僚と結婚し、その後、長男が誕生しました。現在、夫と小学5年生の長女、3歳の長男との4人暮らしです。「十和田は、比較的土地代が安いので20代でマイホームを建てる人も多く、我が家も長女の小学校入学を機にマイホームを新築しました。青森では新鮮な野菜も魚介類も安く買えるので、休みの日は道の駅や産直で旬の食材を購入し、みんなでピザを焼くなどいろいろな料理を楽しんでいます。また、家族全員温泉巡りが好きで、この周辺の温泉はほぼ制覇しました。今一番のお気に入りは、東北町のモール温泉。コーヒーのように真っ黒なお湯がお気に入りです」。

 昨年は、当社が社員に貸し出しているキャンプングカーに乗って、家族で龍飛岬へキャンプに出かけたと言います。「青森は海も山も川も美しく、移住してきた知り合いたちも『青森は、空気感が違うよね』と、口を揃えて言います。都会で疲れ切った人は、ぜひ青森県に来て癒されてほしいですね」。

 新山さんは、仙台から戻る際、一番気になったのは保育園事情だったといいます。「仙台では希望の保育園に入れなかったり、土曜日は預かってもらえない保育園も多かったのですが、青森ではその心配がないので安心して働くことができます。子育てが一段落したら、現場に出てラフタークレーンを操作したいという目標があるので、その時に向けて、今のうちにしっかりスキルを磨いておきたいと思います」。

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採用担当者より
共栄産業株式会社 総務部長 松橋 孝 さん 

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 新山さんは、持ち前の明るさと行動力があるので、彼女が入社してくれたおかげで大変助かっています。かつて、建設業界で働く女性といえば現場監督が多かったのですが、近年、IT化が進んだこともあり、今後はさまざまな現場で女性が活躍できる環境になっていくと思います。当社は、意欲ある社員をバックアップするための資格取得支援制度もあるので資格の有無・経験は不問です。UIJターン者も受け入れておりますので、特殊な重機を扱ってみたい方、建設業界に少しでも興味のある方は挑戦してほしいと思います。

 

共栄産業株式会社
https://kyoueisangyoutowada.p-kit.com


  
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