大鰐町では「ふるさと教育」を軸とした企画提案型の活動(フリーミッション)を通して、大鰐町の「ふるさと」としての魅力や課題を深掘りし発信できる方を地域おこし協力隊として募集しています。
このたび、オンライン相談会を下記のスケジュールにて開催します。
ミッションの活動内容や疑問点等を担当職員が詳しくお答えします。一緒に働く担当職員と直接話をすることができますので、ぜひご参加ください!
オンライン相談会スケジュール
■開催日時
①8月 4日(金)19:00~20:00(申込8/2まで)
②8月16日(水)11:00~12:00(申込8/14まで)
③8月16日(水)19:00~20:00(申込8/14まで)
※上記スケジュール以外でもご相談を受け付けております。お気軽にご連絡下さい。
■お問合せ
大鰐町企画観光課 移住定住促進係(工藤・八木橋)
TEL:0172-55-6561
メール:kikaku@town.owani.lg.jp
■お申込み
・オンライン説明会はZoomを使用します。
・お申込み後に説明会用のURLをメールにてお送りしますので、メール(kikaku@town.owani.lg.jp)にてお申込み下さい。
地域おこし協力隊募集の情報
http://www.town.owani.lg.jp/index.cfm/7,14009,82,html
1 協力隊募集の背景と目的
大鰐町には温泉旅館や公衆浴場、歴史ある食堂や喫茶店、土産店など何代にも渡り営業を続けているお店が数多くあります。最近では、進学や就職などで一度大鰐町を出た後「生まれ育った町を楽しく盛り上げたい」という想いでUターンする若者の動きも加わり、町内で開業する事例も増えてきました。
一方で、大鰐町は昭和から平成にかけて公社を設立してリゾート施設の開発を行い、その後バブル崩壊により財政状況が悪化し、平成20年度決算で「財政健全化団体」となりました。その後、町を挙げて対策に取り組み、平成26年度には計画より前倒しで早期健全化が完了しました。
このような歴史から、町に生まれ育った人々が自分のふるさとに誇りを持てない、愛着が低下してしまった様子も残念ながら見受けられます。しかし、人々からは「子どもたちの未来のために何かできないか」という声も上がっています。
これらの状況を踏まえ、町では地域おこし協力隊の募集を決断しました。
大鰐町の「ふるさと」としての魅力や課題を深堀りし、発信できる方を募集します。また、協力隊となるご自身にとっても大鰐町が特別な「ふるさと」だと感じられるような活動を共に創っていきます。
2 活動方針・活動内容について
【「ふるさと教育」を軸とした企画提案型の活動(フリーミッション)】
「ふるさと教育」とは、町が大切にしている地域教育・社会教育分野の活動のことです。町で生まれ育った子どもたちがふるさとに対して、誇りや愛着を持つための教育活動です。
地域おこし協力隊の活動では、「ふるさと教育」に関連する企画を軸としています。子どもから大人まで、幅広い世代のふるさとへの誇りや愛着心を育むことが活動テーマです。
教育活動以外でも、町と協議の上で、ご自身の思い描く自由な発想で活動内容を企画・設計することも可能です。
[具体的な活動方針]
① ふるさと教育に関連する活動
② 大鰐町の魅力を発信する活動
町に暮らす人々や事業者との対話を通して町を知り、知り得た魅力を町内外へ発信する。
③ 新しい関係性を生み出す活動
町内外の企業や教育機関・研究機関など、町にとって新しいつながりを創る。
また、ご自身のスキル・経験を生かし、町にとって新しいチャレンジとなるきっかけをつくる。
〈具体例〉
・町内でのフィールドワークやワークショップの開催
・紙媒体やSNSの発信
・ご自身が提案する活動 ※担当課と協議の上決定
〈3年間のイメージ〉
1年目 |
地域住民とコミュニケーションをとり、信頼関係構築を図る。 |
自身の行う活動アイデアの立案、企画を担当課・サポートメンバーと一緒に練る。 |
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大鰐町の歴史への理解を深める。 |
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2年目 |
地域とのコミュニケーション・歴史への理解は継続する。 |
1年目に立案した企画の実行・担当課とサポートメンバーからフィードバックを受け、さらにブラッシュアップし行動に移す。 |
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3年目 |
活動の総まとめ・活動報告会を実施する。 |
任期終了後の準備をする。 |
3 応募・選考方法
書類選考・面接を通して、以下を確認します。選考に進む方は準備をしてください。
〈応募の流れ>
オンライン説明会 → 書類審査 → 最終面接(現地開催) → 採用
※オンライン説明会に参加出来ない方は以下へお問い合わせください。
日程調整の上、オンラインで個別説明会を実施します。
問合わせ先:大鰐町企画観光課 移住定住促進係
電 話:0172-55-6561
E-mail:kikaku@town.owani.lg.jp
※説明会に参加せず書類審査に進む方には、担当から直接ご連絡する場合があります。
4 こんな方、一緒に活動しませんか?
今回の募集を通して、このような方々に出会いたいと考えています。
・大鰐町内の人々はもちろん、他者との対話・コミュニケーションを大切にできる方
・ご自身とは異なる価値観にも向き合い、共に活動することができる方
・フィールドワークや地域の調査研究等を地域の中で実践できる、または実践意欲のある方
・自らの経験と今後のビジョンを元に、大鰐町での活動内容を提案できる方
5 大鰐町について
大鰐町は青森県津軽地方の南端に位置しており、弘前市、平川市及び秋田県大館市と隣接しています。国道7号線や高速(大鰐弘前IC)道等の自動車道路が通り、盛岡行きのバス停もあります。JRと弘南鉄道の2路線の駅があることから、鉄道でのアクセスも良好です。
古くから人々が往来する宿場町であり、また由緒ある温泉地です。かつては藩主の湯治場として利用され、江戸時代の温泉番付には格別扱いの「行司」として名を連ねました。現在も多くの温泉旅館や共同浴場、また温泉熱を利用した「大鰐温泉もやし」などがあり、暮らしと温泉が結びついています。
春には、50年以上前から毎年地元の中学生が植樹するツツジの花が咲き誇り、夏にはねぷたまつり、秋には名産のりんごがたわわに実ります。大正時代からスキー文化が根付く「競技スキーの聖地」とも呼ばれ、ウインタースポーツのスポットとしても親しまれています。四季を通じて、津軽の自然と文化を感じることができる町です。