
あおもり暮らしの魅力を多くの方に伝えたいと、青森県での暮らしぶりを写し取った写真をご投稿いただくインスタグラムキャンペーン″わたしのあおもり暮らし"フォトコンテストを実施しましたところ、260件もの投稿をいただきました。
たくさんのご応募、ありがとうございました!
審査の結果、下記のとおり入賞作品を決定しましたのでお知らせします。
【キャンペーン概要】
●募集期間
令和3年7月15日(木)~12月29日(水)
●募集内容
インスタグラム内で県・あおもり移住・交流推進協議会が運営する公式アカウント(@gurashiaomori)をフォローし、下記6テーマで、ご自身やご家族、ご友人などの本県での暮らしぶりを写しとった写真を、紹介文・エピソードを添えて投稿
<テーマ>
①お気に入りの風景・場所 ②家族・パートナーとのひととき ③はたらく姿 ④自然・アクティビティ ⑤冬のすごしかた ⑥住まい・食
●総投稿数 260投稿
【入賞作品】
①お気に入りの風景・場所 @cassie.s.life さん

【エピソード・コメント】
この日は温泉に入りながら夕日が沈む陸奥湾を眺めたいと思い、浅虫温泉に行きました。海風は冷たいものの温泉で芯から温まったばかりで少しも寒くなく、空気も澄んでいて、とにかく気持ちいい中で目の前の太陽が徐々に岩木山や水平線の下に沈み、空の色が綺麗なグラデーションになって、感動の中でこの写真を撮りました。
私は青森市の国際交流員として、青森市民に向けて台湾文化の講座を開催する傍ら、台湾に向けて青森市の魅力を発信しています。2020年の初の青森旅行で、食べ物も美味しく景色も綺麗という良い印象が残っていたのですが、その後、たまたま国際交流員の求人募集を見つけ、これはもしかして青森との縁ではと思い応募したところ採用され、ワクワクした気持ちで2021年4月から青森の新生活をスタートしました。
都会生まれ都会育ちの私にとって、いつでも気軽に自然に触れることができるのが青森の一番良いところです。春には新緑と桜、夏にはねぶた、秋には紅葉、冬には雪景色、四季折々の美しさが青森の暮らしの中で体感できます。海も山もあり、季節に合わせて様々なアクティビティができます。そして一年を通して自慢できる美味しい旬の食材がたくさんあります。田舎と言っても畑しかないという田舎ではなく、文化施設や歴史的史跡もあり、程よい賑やかさです。生活の質を保ちつつ、新しい体験をたくさん試すことができます。毎日新たな発見があって、遊園地で遊ぶような気持ちで楽しく生活しています。
②家族・パートナーとのひととき @yukakhs さん

【エピソード・コメント】
神奈川から実家の八戸に帰省した際、蕪島で水遊びをしていた時の写真です。祖母も孫に会えるのを楽しみにしてくれていて、海でずっと孫と笑顔で遊んでくれました。神奈川では海から遠いので海で遊ぶ機会が少ないのですが、八戸は蕪島や種差といった気軽に足を運べる綺麗な海が多く、子供達は毎年夏に帰省することを楽しみにしています。海と言えば青森と声を揃える子供達です。(湘南もありますが海の綺麗さや人の多さなども青森がよく)
蕪島は小さいころからお祭りや友人と海水浴や両親との海水浴が思い出深く、今度は自分が親となり、子供を連れて楽しめることは感慨深いです。神社の火災や、震災の津波被害等の苦難を乗り越えて力強い姿を見せてくれて元気をもらえるパワースポットです。
自然豊かで海の幸に恵まれ心暖かい場所が青森です。(冬の気温は寒いですが)朝市大好き。朝市の活気は元気の源です。また、温泉が多く子供の時は気にしていなかったけど、帰省する度に行く、私の楽しみです。関東と比べて気軽に入れる温泉が多いのが青森です。
③はたらく姿 @akira.nagahori さん

【エピソード・コメント】
三沢市にある長芋農家さんの秋掘り収穫作業を見せてもらう中で、撮影した一枚です。深い土の中で育つ長芋を丁寧かつ迅速に収穫していく作業に見惚れていました。そして、働いている方の中には外国人もいらしたことから、青森県の魅力・三沢市の魅力である産業がさまざまな方に支えられて成立していることを改めて感じました。
青森県は、「何もない」がある! と言う感じでしょうか。全てが何不自由なく揃う良さもありますが、満たされ過ぎないことにより想像力が掻き立てられる魅力があると感じています。私が東京出身の移住者だから、よりそう感じるのかもしれません。
私が暮らす三沢市で言えば、田舎特有の強制的なコミュニティもありませんし、かと言って孤立するような感じもありません。付かず離れずの程良い距離感が心地よく感じています。
④自然・アクティビティ @neri_san_ さん

【エピソード・コメント】
キャンプ場にて設営が完了し、さぁ飲もう!という時に撮影したものです。場所は六戸町の舘野公園キャンプ場で、私が年間を通して最も利用するキャンプ場で自然豊かな青森の魅力を伝えられる素晴らしい場所です。
近年、ゴミや炭・薪が放置されることで自然豊かな青森のキャンプ場が汚れていくことを目の当たりにし、自身で何かできるのではと考え、個人でのゴミ拾いから団体としての清掃活動へと展開しようと青森キャンプ友の会を立ち上げ、キャンプをしながら参加者と一緒にゴミ拾いを実施しております。
キャンプは夏を想像される方が多いと思いますが、冬キャンプは虫も少なく、空気も澄んでおり、星空もキレイです。焚き火を囲み、火の温もりや灯りのもとで飲む酒や仲間との語らいは冬が醍醐味ではないかと思います。
私は学校を卒業後、関東に就職しましたが、自身が魅力と感じる青森で過ごしたいと結婚を機に帰郷しました。青森は四季を感じられるのがとても良いです。季節の移り変わりをキャンプを通じて楽しんでおります。自然が豊かで近場にキャンプ場が点在しているところも好きです。関東圏と比べ遥かに治安も良く、人の心も豊かな地元の良さに感動する事も多くあります。
今後とも様々なカタチで青森の魅力を発信していきたいと思います。
⑤冬のすごしかた @matsumotoyoshika さん

【エピソード・コメント】
この写真は、今年は雪が多く家の前の坂がまるでゲレンデみたいになったので、そりやスノーストライダーを楽しんでいるところです。
私は東京から移住して6年、初めての土地に嫁いできました。最初は遊ぶところもない、買い物する場所もない、きらきらした都会の生活が大好きな私には受け入れるのに時間がかかりました。でも、子供ができた今はこのほどよい田舎暮らしを心地よく楽しめるようになってきました。都会の友達からは「子供が毎日こんなに雪まみれで遊べるのって最高」「うちの子供まだ雪さわったことないし、雪だるま作ったことないよ」などと言われ、恵まれている環境なのかな、贅沢なことなのかなと思うようになりました。子供と毎週、気軽にふらっとスキー場に行けるのも青森のいいところかなと思います。
こんな世の中になり人が多い場所に外出しにくくなっていますが、青森には山も海も湖もあって、車でどこにでも自由にドライブやハイキングに行けます。今年は、夏は海岸で蟹をとったり、海藻で遊んだり。奥入瀬渓流の散策も週末の楽しみです。冬はスノーシューで雪の中を歩いたり、温泉もそこらじゅうに。お金をかけない楽しい遊びがたくさんあって毎週どこにいこうか考えるのが楽しいです。独身時代は都会がいいですが、子育てするには田舎ぐらしでよかったなと日々思っています。
⑥住まい・食 @kazutoshi_sato さん

【エピソード・コメント】
藤崎町の「あそべるりんごえん わんどおらんど」で子どもたちがサンふじの収穫体験をし、そのままりんごにかぶりついた一コマです。ここでは収穫期、もぎたてりんごを使った窯焼きアップルパイづくりや生搾りりんごジュース体験をしていますが、子どもたちは我慢できずにもいだりんごをそのままガブッと丸かじりしてしまいます。本能の赴くままにもいだりんごをその場で丸かじりする体験は本県のわらはんど(子どもたち)の原風景になるのではないでしょうか。
私は過去に「1年で365個のりんごを食べる」チャレンジをしたことがあります。津軽の住民はりんご農家さんに知り合いや親類がいると旬のりんごのお裾分けをいただくことが多いです。また、直売所には季節毎に様々な品種のりんごが並ぶので食べ比べが楽しく、しかも一個数十円という価格なのでおやつ感覚で毎日りんごを食べることができます。
私はいわゆる子育て世代で、県内では毎週のようにどこかでイベントがあるので子どもたちと出かけています。また、おもいっきりボール遊びができる公園や巨大遊具のある広場など、無料で楽しめる場所も近くにあります。青森県は車がないとどこにも行けないといわれますが、逆に車さえあれば子どもたちと好きな時に好きな場所へ行けます。行きたい場所を選びながら、ゆっくりした時間の使い方をして、子どもたちと好きなことをして過ごす...これがわたしのあおもり暮らしです。